
営業や提案の段階で、未経験の方が一番悩みやすいのが**「いくらで請ければいいのか分からない」**という問題です。
安すぎると不安になるし、高すぎると断られそうで怖い。 ですが、単価は「センス」や「度胸」で決めるものではありません。 考え方の軸 を知れば、誰でも落ち着いて決められるようになります。
1.単価は「なんとなく」で決めない
まず大前提として、単価は「なんとなく」「相手が言ったから」で決めてはいけません。
なぜなら、単価はあなたの
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- 時間
- 労力
- 責任 </aside>
に対する 対価 だからです。
ここを曖昧にすると、あとから「こんなに大変だと思わなかった…」という後悔につながりやすくなります。
2.まずは相場感を知る
最初にやるべきことは、相場感を知ること です。
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例えば…
- バナー1枚
- SNS投稿画像1枚
- チラシ1枚 </aside>
これらが市場でどのくらいの価格帯なのかを調べてみましょう。 相場を知っておくだけで、安すぎる、高すぎるというズレを防ぐことができます。 この段階では、「自分はいくらでやるか」まで決めなくてOKです。
最終的にはクライアントの予算で変わってきます。 相場は絶対ではございませんので注意してください。
3.見えない作業を忘れない
次に大切なのが、工数(作業時間)の考え方 です。 デザインの仕事には、完成物以外にも多くの作業があります。
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- ヒアリング
- ラフ作成
- 修正対応
- メッセージのやり取り </aside>
これらはすべて仕事の一部 です。
まずは、1案件にかかりそうな作業を一度、紙やメモに書き出してみましょう。
4.時給換算で考えてみる

工数を書き出したら、時給換算 で考えてみます。
例えば、5時間かかる仕事を5,000円で請けた場合、時給は 1,000円 です。
ここで考えてほしいのは、「この金額で、自分は納得して続けられるか?」という視点です。 単価を下げすぎると、
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- 疲弊する
- モチベーションが下がる
- デザインの質も下がる </aside>
という悪循環に入りやすくなります。
5.未経験=ずっと安く、ではない
未経験のうちは、「実績づくりだから安く」という考え方も、一時的にはアリです。 ただし、ずっと安くやり続ける必要はありません。
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- 実績が増えた
- できることが増えた
- 作業スピードが上がった </aside>
これらは、単価を上げていい理由です。 単価アップは、一気にやる必要はありません。 次の案件で+1,000円や作業範囲が増えたら調整などの段階的で大丈夫です。

6.金額+「内容」をセットで伝える
単価を伝えるときは、金額だけを出さないようにしましょう。 必ず、**「何をどこまでやるのか」**をセットで伝えます。
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例えば…
- 制作内
- 修正回数
- 納品形式 </aside>
内容が明確になるほど、金額への納得感も高まります。
7.まとめ
最後に、とても大切な考え方です。 単価は、あなたの人間的価値を表すものではありません。 「今のスキル・経験・提供内容」に対する価格です。
成長すれば、単価を上げていい。 それは、プロとして自然なことです。 自分の時間と労力を大切に扱う意識を持ちましょう。
今日はぜひ、**「自分の1時間はいくらか?」**を考えてみてください。
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- 安すぎると自分もクライアントも困る → 継続しない原因になる
- 単価は「時間×価値」で考える → 時給換算の考え方
- 最初は相場を知るだけでOK → いきなり高単価を狙わない </aside>
